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住宅ローンと事務手数料

住宅ローンの契約に関する事務コストです。ほとんどの銀行で発生します。大きく「一律で○万円」という定額制と「借入金額の○%」という定率制の2種類があります。借入金額にもよりますが、多くの場合定額型の事務手数料の方が手数料は安いことが多いです。
事務手数料自体意外と馬鹿にできない金額になることが多いので、目先の金利だけではなく事務手数料についてもしっかりと比較しましょう。

 

定額型と定率型はどちらがオトク?

定額型の金額にもよりますが、定額型の住宅ローン手数料では5万円~10万円程度の手数料が一般的です。一方定率型の場合は1~2%程度とするのが一般的水準といえます。

実際の借入額と定額事務手数料、定率事務手数料がかかった場合の違いを見ていきます。

 
定額(5万円)
定額(10万円)
定率1%
定率2%
1000万円 5万円 10万円 10万円 20万円
2000万円 5万円 10万円 20万円 40万円
3000万円 5万円 10万円 30万円 60万円
4000万円 5万円 10万円 40万円 80万円

多くのケースで低率型の住宅ローンの事務手数料の方が高くなるようです。

もし、住宅ローン金利などの条件が同じであればできるだけ事務手数料の安い住宅ローンを選択するのがオトクです。しかしながら、簡単に判断できない場合もあります。

たとえば

A住宅ローン
金利1.05%
事務手数料:5万円

B住宅ローン
金利0.95%
事務手数料:2%

上記のようなケースが往々にしてあるからです。他の条件が同じである場合、A住宅ローンとB住宅ローンのどちらを選択するのがお得なのでしょうか?金利スペックだけを比較すれば、B銀行の方が0.10%も安い金利で借りれます。

すべてのケースを出すわけにはいきませんので、ここでは2000万円・3000万円の住宅ローンを期間25年と35年で借りた場合をモデルケースとして計算していきます。下記の総負担額は住宅ローンを「元利均等返済」「金利変動なし」で計算した元本+利息の総負担額を示したものです。

 
A銀行の総負担額
B銀行の総負担額
2000万円・25年 2280万円(12万円お得) 2292万円
2000万円・35年 2396万円(2万円お得) 2398万円
3000万円・25年 3417万円(21万円お得) 3438万円
3000万円・35年 3592万円(6万円お得) 3598万円

いずれのケースでもA銀行の方が安くなります。
上のシミュレーションを見ていえるのは、借りる金額が大きいほど、返済期間が短いほど「事務手数料の差が開きやすい」という点です

また、逆算すると3000万円の住宅ローンを35年借りると考えた場合、事務手数料2%=金利0.11~0.12%の上乗せに等しいということになります。
参考までに人気の住宅ローン提供銀行の事務手数料を見ていきます。

新生銀行
事務手数料:5万円

ソニー銀行
事務手数料:42000円

イオン銀行
事務手数料:10万円

住信SBIネット銀行
事務手数料:2.1%