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初期重点返済計画の立て方

返済初期の段階でできるだけ多く返済を済ませてします返済計画です。元金均等返済方式(初期の返済額が大きい)を利用したうえで、繰上返済を初期段階でも積極的に行っていきます。共働き世帯などに適した返済方式です。初期に多くの元金を返済することになるので総金利負担は少なくて済みます。金利タイプは変動・固定のどちらでも適します。

 

初期重点返済計画の基本

住宅ローンの返済を始める初期段階でできるだけたくさん返済をすすめる計画です。住宅ローンのようなローン商品全般にいえることですが、ローンは組んだ直後が一番利息が重たいです。その重たい時期にたくさん返済をすることで、ローンにおける総利息負担をできるだけ小さくすることができます。

どういうことかというと、3000万円の住宅ローンを組んだとします。金利は2%です。
返済当初の1か月あたりの金利は3000万円×2%÷12=5万円
返済後半(残債1000万円)の1か月あたりの金利は1000万円×2%÷12=1.67万円
となります。できるだけ債務残高を早く減らすことがローンの支払い利息を小さくおさえるための基本となるわけです。

具体的に例を出していきます。「元利均等返済」と「元金均等返済」でも説明している通り、元利均等返済よりも元金均等返済はその仕組み上当初の返済額が大きくなります。

固定金利2%、30年返済、3000万円の住宅ローンを組んだ場合、単純に元金均等返済と元利均等返済での総負担額(元金+総利息)は以下のようになります。
元金均等返済:3902万円
元利均等返済:3991万円

これだを見てもわかるとおり、返済方式を元金均等返済方式にして最初の方に重点的に返済するだけで90万円もの違いがでるわけです。

また、これ以外にも初期段階で「繰上返済」を活用して初期段階で返済を進めればもっと返済額を小さくすることができます。

 

初期重点返済計画が向いている人

現在は共働きなどで収入が多いが、将来子供の出産などで収入ダウンが見込めるような方に適しているかと思います。子供ができるまでの間は余裕のある収入をローン返済に積極的に充当していき、子供ができてお金が必要になるころには月々のローン負担額が小さくなっているというのが理想的なパターンです。

なお、長期的に収入に余裕があるのであれば「早期完済計画」を目指してもいいかもしれません。

 

住宅ローン返済プランの一覧

  総利息負担額 繰上返済 おすすめ金利プラン
早期返済計画 積極的
(期間短縮)
・変動金利
・変動金利+固定金利
初期重点返済計画 積極的
(どちらでもOK)
・変動金利+固定金利
通期一定額返済計画 ある程度積極的
(返済額軽減)
・固定金利
ゆとり返済計画 × できれば
(返済額軽減)
・固定金利